スポニチ 町田を退任…川崎F新監督に相馬氏が決定的
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/11/30/08.html
川崎Fの来季監督に元日本代表でOBの相馬直樹氏(39)が就任することが決定的となった。相馬氏は今季JFL町田の監督を務めたが、29日に今季限りでの退任を選手に報告。その席でチーム名こそ明かさなかったが、来季のJリーグ監督就任を明言した。そのJリーグチームは04、05年、選手として在籍した川崎Fで、6年ぶりに指揮官として復帰することになる。
川崎Fの来季監督に、かつて日本代表不動の左サイドバックとしてならした相馬氏が就任する方向となった。川崎Fから相馬氏に対して水面下で打診があったことを複数の関係者が認めたもので、ある関係者は「今は条件を聞いているところと聞いているが、多分そう(就任)なる」と断言。相馬氏はこの日、町田の選手に対し、チーム名こそ明かさなかったものの「来年はJリーグの監督をする」と就任に意欲を見せたという。
川崎Fは悲願の初タイトル獲得を目標に今季をスタート。シーズン序盤に大黒柱のMF中村憲剛(30)、FWジュニーニョ(33)を故障で欠き、W杯南アフリカ大会後にはGK川島永嗣(27)、FW鄭大世(26)、FWレナチーニョ(23)と主力3選手が流出する逆風に見舞われながら、少数精鋭で残りのシーズンを戦ってきた。
だが、初優勝した名古屋を8月に4―0で破るなど奮闘したものの、終盤に一気に失速。27日に浦和と1―1で引き分け、28日には3年連続となる来季のACL出場の可能性も消滅した。それに伴い、今月初めまで「基本的に高畠続投です」と話していた庄子強化部長も、28日には「方向性はまだ出ていない」とニュアンスが変化。その中で浮上したのが、昨オフにも将来的な監督就任含みでコーチ就任を打診した相馬氏で、高畠勉監督(42)に対しては練習が休みだった29日に退任を通告したという一部情報もある。
武田社長は浦和戦後に行われた今季ホーム最終戦セレモニーで、サポーターに無冠を謝罪した上で「来季はタイトルを獲るという目標に向かってクラブ一丸となって精進したい」とあらためて約束。熱血漢で知られる相馬監督の下、来季こそ悲願のタイトル獲得を目指す。
◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年(昭46)7月19日、静岡県生まれの39歳。清水東、早大を経て94年鹿島に加入。不動の左サイドバックとして黄金期を支えた。02年東京Vへ期限付き移籍。04年に当時J2の川崎Fへ完全移籍し、J1へ昇格した05年限りで引退。J通算304試合10得点。日本代表で98年W杯フランス大会出場。日本代表通算58試合4得点。08年川崎F・U-18のコーチを務め、09年S級コーチライセンスを取得。1メートル75、72キロ。利き足は右。
≪W杯フランス大会メンバー≫GKが小島、川口、楢崎、DFが名良橋、井原、小村、相馬、斉藤、秋田、中西、MFが山口、伊東、中田、名波、小野、服部、森島、平野、FWが中山、呂比須、岡野、城
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スポーツ報知 川崎の監督に相馬直樹氏…高畠監督は退任、後任最有力に浮上
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20101130-OHT1T00020.htm
J1川崎の高畠勉監督(42)が1年契約を満了し、今季限りで退任。次期候補にOBで、1998年フランスW杯メンバーのJFL町田・相馬直樹監 督(39)が最有力候補に浮上したことが29日、分かった。Jリーグ関係者によると、27日の第33節・浦和戦(等々力)に1―1で引き分け、28日の他 チームの結果により5位以下が確定、来季のACL出場権の可能性も消滅したことで、高畠監督と契約を更新しない方針を固めたという。
来季の監督についてはJリーグの代理人関係者によると、相馬氏が最有力候補となった模様。相馬氏は今季、町田で初めて監督を務め、年間3位に押し 上げた若き指揮官。実績だけでなく、サッカー理論の緻密(ちみつ)さと、常勝軍団の鹿島で培われた精神的な強さが評価されたという。
町田の幹部は「何も話せない。ほかのクラブからの話については、そのクラブに聞いて下さい」とオファーに発展することを示唆。川崎は今季、初タイトル獲得を掲げたが、ACL1次リーグ、ナビスコ杯準決勝、天皇杯16強で敗退した。
◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年7月19日、静岡県生まれ。39歳。清水東高から早大を経て、94 年に鹿島入団。04年に川崎へ移籍し、2年間プレーした後、現役を引退した。日本代表としては、98年フランスW杯に左サイドDFとして出場。国際Aマッ チ58試合4得点を記録。10年、JFL・町田の監督に就任。175センチ、72キロ。血液型AB。
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デイリー J1川崎の高畠監督が退任 後任は元代表の相馬氏濃厚
http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/11/30/0003645084.shtml
Jリーグ1部(J1)川崎は30日、高畠勉監督(42)が契約満了により、今季限りで退任すると発表した。関係者によると、後任は今季の日本フットボールリーグ(JFL)町田ゼルビアの指揮を執った元日本代表DF相馬直樹氏(39)が濃厚となっている。
高畠監督は2008年シーズンに続き、今季からは再び監督に就任。しかし12月4日のリーグ最終節を前に6位にとどまり、3位以内のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を逃していた。ナビスコ杯や天皇杯全日本選手権も敗退してタイトルは獲得できなかった。
鹿島などで活躍した相馬氏は1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場し、日本代表は58試合で4得点。町田ゼルビアは今季JFLで3位だった。
(2010年11月30日)